
特殊な診療
切らない「ばね指」手術~小さな傷で日常生活に
すぐ戻れる最新治療~

ばね指とは、指を曲げ伸ばしする際に引っかかる・痛みがあるといった症状を引き起こす腱鞘炎の一種です。
当院では、従来のように皮膚を切開することなく、超音波(エコー)を用いて注射針で腱鞘を切開する“切らない手術”を行っています。
切らない「ばね指」手術に
ついて
1:治療の特徴
- 傷はわずか約2mm(従来は約1〜2cm)
- 注射針での処置なのでほとんど傷が
目立ちません - 10~15分程度で処置終了
- 当日から水仕事OK・抜糸不要・
消毒通院も不要 - 全て保険診療で対応
2:このような方におすすめです
- 仕事を休みにくい方
(早期の職場復帰が可能) - 主婦や水仕事をされる方
(当日から水が使えます) - スポーツをしている方
(早めに指を動かせる) - 傷跡を残したくない方
(傷は約2mmと極小) - 痛みに弱い方・通院回数を減らしたい方
(抜糸・消毒通院不要)
※術後の経過には個人差があります。
3:治療の流れ
1.初診・各種検査(エコー、血液検査、
画像診断など)・診断
2.後日予約の上、外来で手術実施
4:注意点
- 通常の切開手術と比べ、確実性に劣る場合があります
- ごく稀に切り残しによる再発があるため、その際は再手術が必要になることがあります
当院は、国内でもいち早く「切らないばね指手術」を導入し、地域の皆様に負担の少ない最新医療を提供しています。高度なエコー技術が必要であり、全国でも限られた施設でしか実施されていない治療法です。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。