リハビリテーション
個別リハビリ、いくつになっても動ける体をサポート、リハビリテーション治療のアプローチ
当院では、みなさまが笑顔で生活を送れるよう、患者さん一人ひとりの状態にあったリハビリテーションを提供するよう、努めてまいります。
最初に、患者さんがどのような身体状態であるかを評価し、その評価に基づいて治療を行います。
運動器リハビリ
症状に合わせて最適な治療をご提供します
患者さんがどのような身体状態であるかを評価し、その評価に基づいて治療を行います。
また、日常生活での注意事項やトレーニング方法などもお伝えいたします。
リハビリテーションの内容や頻度は、病状だけでなく、年齢や生活環境などのさまざまな要因に影響され、それぞれに異なります。そのため、個々の患者さんに合わせたアプローチを提案させていただきます。
1:当院のリハビリテーションの目標
・生活の質(QOL)の向上
体力の回復と運動機能の向上により、筋肉を強化し、スムーズな動きができ、疲れにくくなる身体をつくることで、生活の質を改善します。
・ケガや疾患の再発予防
適切な身体の使い方を学ぶことで、ケガや疾患の再発を軽減します。
・痛みの予防
リハビリテーションにおけるリラクゼーションは、血流を改善し、二次的な痛みを予防する役割を果たします。
・気分の改善
運動は不安やうつ状態の改善に寄与し、気分が明るくなり、快適な社会生活を送ることができるようサポートします。認知症の予防(認知機能の向上)
・認知症予防
週に3回以上、30分以上の運動は認知症のリスクを低減させることが証明されています。私たちのリハビリテーションプログラムは、認知機能の向上を促し、認知症の予防に寄与します。
2:理学・作業療法士による運動機能の回復を目的とした運動療法
関節可動域運動 (関節の動かしやすさを改善)
筋力強化運動 (歩行、立ち上がり、起き上がり、寝返りの機能を回復)
持久力強化運動 (歩行練習、エルゴメーターを用いて心肺機能や筋持久力を回復)
平衡感覚強化運動(視覚や聴覚によって運動方法を補助。大きな鏡を見て姿勢を矯正)
全身調整運動 (立ちくらみ、筋力低下からの回復)
物理療法
物理療法
当院では、電流、超音波、温熱などのエネルギーを利用した治療機器を使用し、患者さんの健康をサポートします。これらの物理療法は、痛みの緩和、リラクゼーション、むくみや血流不全の改善、運動療法の準備、骨折の癒合促進などの目的で使用されます。
1:機器名 アクアタイザー QZ280SGA ウォーターベッド
水圧刺激により、肩から腰、下肢にかけて筋肉・腱・靱帯の凝りを優しくほぐし、血行の改善を促進します。
【体感効果】
リラクゼーションモード効果に優れています。『メディカルモード』では起立や歩行時に身体を支える筋肉を重点的にほぐしてゆきます。
2:機器名 スーパートラック ST-3CL 牽引装置
椅子に座ったまま機械の力で牽引します。作動すると全体が横に傾いて宙に浮いているような感覚にとらわれます。
【体感効果】
腰椎の軽度の変形を矯正し、神経の圧迫の除圧、軟部組織の血流改善により疼痛を和らげます。
4:機器名 ポラリスカイネ PO-3I 低周波・干渉波治療器
少ない電気で筋肉や組織の血流を増やし、痛みを緩和します。従来の機器よりもより深部に効かせることが出来るため、より強い効果が得られると考えられます。
装具治療
装具治療
厳選した汎⽤の装具を導⼊している他、金曜日の午前にオーダーメイドが可能な装具外来を⾏なっており、個別の病態に応じた装具治療が可能です。