特殊な診療
体外衝撃波(BTL-6000 Topline)
衝撃波は皮膚の上から幹部に照射する方法で、新生血管の再生を促すことで慢性的な痛みを軽減する治療です。
長引く関節や筋肉の痛みがなかなか改善しない方々に適した治療法です。高エネルギーな衝撃波は組織や細胞に刺激を与え、疼痛や炎症を取り除くだけでなく、組織の修復を促す効果も期待できます。さらに、関節痛や肩こり、腰痛などの慢性疼痛だけでなく、骨折や捻挫、靭帯損傷などの外傷にも効果的であり、身体へのリスクが少ないのも特徴です。
日本国内外での学会や論文において、60~80%程度の有効性が証明されています。
これらの部位のリハビリに効果を発揮します
ひじの痛み
くるぶしの痛み
足底の痛み
体外衝撃波は外科的手術が必要とされた患者様へのもう一つの新しい選択肢となっています。
日本ではまだ珍しい「拡散型圧力波 BYL-6000」の治療について具体的にお答えします。
拡散型圧力波 BTL-6000 トップライン
1:治療の概要
圧縮空気が生み出す強い振動を痛い所にぶつけます。治療中は痛みを感じます。
あえて組織を少し損傷させることで回復させる治療法です。知覚神経を麻痺させるので、治療後は即時的な鎮痛効果があります。
血流と組織代謝を増加させることで、組織の変性や石灰沈着などの慢性化した治りずらい痛みを取る事ができます。
2:1回の治療時間
2分~5分程度で終わります。
痛みの強く感じる所(自発痛のある部位、触診による圧痛部位)を特定して治療します。
3:治療の頻度、費用
毎日治療するものではありません。組織が再生するまで1週間程度休養してください。
痛みが軽くなる効果は3日~4日続きます。
症状によりますが、4回~6回の通院で終了します。
1回の費用:3000円(オープン価格)
4:治療に伴う痛みについて
治療中、だんだんと痛みを感じなくなり、治療終了時には痛みが軽くなり動きが良くなります。
※まれに痛みが強くなる事がありますが、1日おいた3日目には治療前よりも痛みは軽くなります。
5:適用疾患について
- 変形性関節症(膝・股関節・肩・足首、CM関節症、ヘバーデン結節)
- 足底筋膜炎、アキレス腱炎
- 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
- 上腕骨外側・内側上顆炎(テニス肘・ゴルフ肘)
- 五十肩・石灰沈着性腱板炎
- 腰痛・肩こり
6:この治療を受けられないのは?
次の疾患が禁忌とされています。
- 埋め込み型ペースメーカーなどの電磁障害の影響を受けやすい医療機器埋め込み患者
- 悪性腫瘍
- 施療部位に創傷
- 心臓疾患
- 体温38℃以上(有熱期)
- 妊婦や出産直後の女性
- 安静が必要な場合や顕著な体調不良
- 知覚障害
- 背骨に異常、湾曲
- 脊髄骨折、捻挫、肉離れなどの急性疼痛
- 椎間板へルニア症
- その他身体に特に違和感がある場合